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髪型考えていたら、重要なことに気づきました

ここ数年私の髪型はショートカット。

なぜショートカットかと言うと、とっても楽(ラク)というのが自分の性格や生活スタイルに合っていたからです。
そして、ヘアカラーも明るくしたのはいろんな意味で楽だったからです。

そんな私が今、来年は髪の毛を伸ばそうかと考えているのです。
これは美容師さんも驚きです。
「なんでですかー!?!?何があったんですか!?」という具合です。

なぜショートカット??

そもそも、ショートカットにした理由は身軽になりたかったからです。
『髪の毛を乾かす「時間」これに尽きます。』
・私は朝ランニングすることが好きなので、朝走って仕事に行く準備をする際に時間がかからない。
・寝癖がついてもすぐに直せる
・ヘアセットが楽

ヘアカラーを明るくした理由は、

・洋服のコーディネートがシンプルで合わせやすい服装が明確になった
・普通の人なので、最初から変な人かも?と言うハードルを下げてみようと考えた(半分冗談、半分本気)
・ヘアカラーが明るいとなんだか気分も明るい

こんな単純な理由で今の髪型に落ち着いている訳です。
そんな私が髪の毛を伸ばそうかと考えたのです。
これは、私にとっても大きな変化です。

このままでは私ダメかも?

『髪の毛を乾かす時間すらない』と言ってしまうほど、そんな忙しい生き方をしていること自体がダメなんじゃないかと気づいたのです。

「どんだけですか?!」と今日もネイルをしながらネイリストさんに突っ込まれました。
(ネイルはお片付けの仕事してると、手もカサカサ、爪も割れてしまいがちなので、少しでも綺麗にいたいと言う思いをキープするため、自分の癒しのためにしています)
時間が無いというよりも、優先順位が低かったということ。

これまでがむしゃらに働き、その時間を効率化して家事はシンプルに掃除も楽ちん、だけど植物もたくさん育てて、、、と言う感じで家は快適に過ごしていました。
しかし、案外自分が自分のためにメンテナンスに使うための時間をきちんと確保できていなかったのです。

周りにはお片付けをおすすめして、時間を作って好きなことしましょう!と言ってきた割に、仕事をして、好きなジョギングなど運動をして過ごしていたけれど、肝心の「メンテナンス」の時間が確保できていないのは反省すべき点だなとふと思ったのです。

そんな話をネイリストさんにしていたら、
そんな小林さんに「時短で乾くタオルありますよ!!」とすごい情報を頂きました。
私もノリノリでチェックして帰宅したらすぐ購入しなきゃ、と思ったのです。

ここで重要なことに気づきました「が、しかしです」

小林気づきました。

そもそも、「時間をもっと作らないと」と言っている人間が、またさらに時短を要求すること自体が間違えている!ということに気づいたのです。

そして、またその特別なタオルが増える!モノが増えるじゃないですか。
という訳です。

バスタオルの数を減らそうかな、と考えていたところだったのです。
「洗濯は週に3回ぐらいするので、バスタオルは3本ぐらいあれば余裕だな〜」
数が増えれば洗濯で畳む量が増えるだけだなぁ、なんてことを考えていた所に、
「あれあれ!タオル減らしたのに、ヘアタオル増やしたらダメじゃない?」
というか、そもそも「時間に余裕をつくるために、ロングヘアを検討しているのだった」

という頭の循環で、結論「タオルは買わない!!」という訳で、
私の重要な気づきによって、我が家はまた新たなモノは増えずに済んだ訳です。

何が重要かは人によって優先順位は変わります。ただ、全てを「効率」にするのではなくて、「なんのためだっけ?」という所、大切にしたい部分に気づくことが1番大事ですね。

今の暮らしはどうですか?気に入っていますか?
ぜひ、自分のお気に入りの暮らしに少しでも近づけられるように、モノだけでなく時間の捉え方も一緒に想像すると一歩近づくのが早くなりそうです。

ZIP!放送ありがとうございました。

9月に放送いただきました、朝の情報番組ZIP! にて「夏グッズの手入れ&収納」についてコーナーにて登場させていただき、ありがとうございました。
放送を観て下さっていた皆様からの反響もありがとうございました。

引き続き、無理のないお片付けや暮らしのちょっとした事をお伝えしていけたらと思います。

時間をつかって何をする?

お片付けは新しいコトを生み出す為の事前準備、そして習慣化です。

私はマットピラティス認定講師をコロナ期間中に取得しました。
当面眠っていましたが、このたび活動をすることにしました。

「ピラティス」と言うと、「っぽいねー」と言われる

単なる運動好き、ヨガで物足りなく、かつてヨット部だったので運動がもともと好き
ですので、身体は固く、怠けがちになるのでそれを鍛えるべく、

大きな理由が抜けてました、ゴルフです。
ゴルフをはじめた頃に、結構軸が大事なんじゃないかな〜とふと感じたのがピラティスを始めたきっかけですね。

しなやかな筋肉質を目指してます!

 

身体も心も、仕事もその手段のひとつです。

整理ができていれば、家のコトは簡単に済ませられますし、時間の管理もスムーズにできます。
なので、ピラティスを習い、そして次にどんな自分になりたいかって考えて、もう少し深くピラティスを身に着けていきたい。

ということでピラティス認定講師を取得して、この度、レッスンをはじめたというところですね。

recommendation

・ヨガワークス(Yogaworks) ピラティスマット 12mm ¥5,000

ヨガマットは使用する際には様々な商品比較しますよね、薄いものですと腰がいたくなったりしますので、少し厚めのマットが私はおすすめですね。
あと、色なども選ぶ際には気にしてくださいませ。家の中に置くと結構なインパクトがあります。
カラフルなものは家には馴染みにくかったりしますが、気持ちは上がるかもしれません。しかし、自分の心地よいお家空間を乱さない色味をおすすめします。(私は初回ピンクを購入してしまいましたので、次からはグレーを選んでいます!)

 

オリジナルのエプロンジレが完成しました。

長い間お世話になったエプロンがそろそろ卒業を迎えるにあたり、「整理収納」の作業をする際のエプロンを
今回丸和繊維工業さんにお世話になりつくることができました。

独自にデザインの形を起こし、サンプルを不器用ながらに作成して、依頼させていただいた大切なエプロン。

限られた時間の中で、全ての工程、生地選びに至るまで、素晴らしい製作をしていただけたことに心から感謝しております。
このエプロンを身につけることで、様々な仕事に携わる方が、仕事に対する気持ち心地よく引き締めてくれたり、
お客様に失礼のないおもてなしをするひとつのきっかけとして、
このひとつひとつ手作りの作品はその大切さを着るだけで思い起こさせてくれます。

<丸和繊維工業さんのmessage
針にはココロがあると云われています。
昔はひと針ひと針、愛情を込め安心を縫って縫い上げていたと云われています。
私たちもそのひと針ひと針の繋がりを、そのココロで仕上げています。
丸和繊維工業の歴史は、メリヤスの肌着製造から始まりました。
創業昭和31年以来、「着心地の良いものを」という気持ちをずっと大切にしながら
ニット専業メーカーならではのものづくりをこつこつと続けております。

<たくさんの思いが詰まったエプロンジレ>

・生地はブラックでしなやかに軽く

・優しい肌触りの生地がとても守ってくれる

・アイロンの手間を省けるうれしい生地

・首の凝りを取り除いてくれる、優しい首周り

・かがんでも腰回りが露出しない背面

・後ろでキュッと締める感じが心も引き締まる

・ポケットは右後ろにあるので使いやすい

・衣装をまとうかのような着心地

・特別の専用ケースはシンプルでいながら機能的

 

 

本当にありがとうございます。

丸和繊維工業株式会社
http://maruwa-tex-ind.co.jp

こちらの商品に関するお問い合わせは、akiko.jpまで

いつの時代も収納に悩むお家

  
ここ数年の収納ブーム。

いつの時代も家での悩みは同じですね。

  
こちらの雑誌は実家に眠ってました。

1989年。26年前の雑誌ですね。

中身は今と同じように、クローゼットやキッチンの内容、あと小物関係ですね。

時代を感じるのは写真の雰囲気だけです。
収納はずっと問題としてあるかもしれませんが、元になる「物」に関するところは見落とされがちです。
たくさん持つことで満足する時代では無くなりました。

物の価値をきちんと見極めて、自分に必要なものを取捨選択しなければいけない時代だと思います。

取捨選択を見極める力。

聞く力、話す力、、、と同じように選ぶ力を身につけないといけないですね。

 

シンプルでわかりやすい、そしてかわいい老舗。

先日訪れた町。三重県松阪市内です。

商いが栄えた地域でもあり、もちろん美味しいお肉をいただける町ですね。

こちらは金物屋さんです。

いつもは車で通る道も、やはり歩いてみると景色は全然変わりますね。

 

 

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いつもながらのシンプルな生活でも、日々の変化や景色の見え方を変えて、気づきを忘れたくないですね。

モネの色づかいに、いつも感動してしまう。

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色んな絵画があり、それぞれに素晴らしいと感じます。
しかし、私はモネの色づかいに、いつも感動します。

心から「わぁーすてき」という気持ちがこみ上げてきます。

 

 

伝えるのは難しいのですが、鮮やかな色と影、繊細さと色づかい、いつも癒されますね。

さすが印象派。

 

そんな色彩をうまく生活やインテリアにも取り入れられたいといつも思います。
「心地いい」を、生活の一部に。

 

また新たなモネの絵を目の前に、

これまた大好きなドビュッシーの曲(レントより遅く)が解説とあわせて流れてきました。

 

その環境は、至福のときでした♪

 

 

 

 

大阪最古の洋風建築物である泉布観の一般公開

先日、修復を終えた泉布観の三日間の一般公開があり、見事抽選にあたり拝見してきました。

上の写真は泉布観の2階バルコニーの写真です。

大きな石の柱に、ピンクの手すり、扉は鮮やかな緑でとても雰囲気がありました。

 

 

 

泉布観は1871年(明治4年)に造幣寮(現在の造幣局)の応接所として建設された建物です。

イギリスの古典的なコロニアル式をとり入れた2階建の本格的洋風建築としては、わが国最初のものである。

名称の泉布とは貨幣の意で、観は館であり史記の一 続きを読む

今も新しく感じる建築。坂倉準三、コルビジェから受け継いだもの。

少し前になりますが、私のお気に入りの建築のひとつ「旧岩崎邸庭園」の隣にある、「国立近代建築資料館」にて先日まで開催されていた

坂倉準三「人間のための建築」を拝見してきました。

 

坂倉準三は、東京帝国大学で美術史を学び渡仏し、ル・コルビュジエのアトリエで5年間働いた後、

1937年にパリ万国博覧会日本館で建築界に華々しくデビューする。

 

日本の近代建築デザインの礎を築いた建築家のひとり。

 

パリ万国博覧会日本館の模型や、設計図書などが保管され 続きを読む

昭和初期の現役建築、綿業会館を訪問(前編)

大阪本町に残る綿業会館に訪問しました。

建築好きにはたまらないひと時でした。

 

以前より、この付近を通るたびに気になっていた建築物。

今回ご縁があり、こちらの建物見学ツアーに参加させていただきました。

見学会は比較的予約がとりやすようですが、見学ツアーとランチセットのコースは予約待ちです。

(親友が2ヶ月前から予約してくれました、ありがとう♪)

 

 

 

この「綿業会館」は昭和6年に竣工。

東洋紡績の重役、岡常夫の遺産を元に紡績関係企業から基金を集めて設立されました。

現在は重要文化財に指定されています。

 

 

歴史

当時の綿業は、明治時代の生糸をしのぎ、大正末から昭和初期の主要輸出品でした。

そんな綿業を支える為に人が集える場所として設立された本建築。

戦争の時代も生きてきたこちらの建物、大阪大空襲では窓ガラス1枚、カーテン1枚の被害と最小限にとどまる、建築の強さを見せました。

戦争を乗り越えた力強さと、圧倒的に施された建築が、今でも当時の大阪の華やかさを伝えて存在感を放っています。

 

建築

この建築担当を任されたのは「渡辺節」氏です。

渡辺氏は大阪ビルヂング(通称ダイビル)や京都駅を設計した人物でもある。その渡辺氏と共に村野藤吾による設計で建築されました。

鉄筋鉄骨つくりで、当時から最先端の設備を備え、建物の配管等はすべて壁に埋め込まれ、今もそのスペースは配管スペースとして

利用されているそうです。

 

 

エントランス

エントランスはイタリアのルネサンス風を意識しているようです。

床はトラバーチの大理石を利用し、大きなエントランスでないのに圧倒される雰囲気です。

エントランスで一番私をひきつけたのはガラス扉です。扉は鉄を使用して、とても繊細なデザインが施され、そこサンドグラスがはめ込まれています。

 

 

エントランスを通りぬけると吹き抜けの玄関ホールはジャコビアンスタイル。

シンメトリーで建築されたホールはとても開放感があり、中央のシャンデリアがとてもきれいでエントランスの豪華さを引き立てています。

 

 

 

食堂

こちらは1Fの食堂です。

広々とした食堂にも様々な工夫が施されています。

 

こちらは食堂の天井です、当時アメリカで流行していたデザインで「ミューラル デコレーション」で木と漆喰でできています。

ぼやけていますが中央に見える時計はこの当時では珍しい、電気時計を使用しています。

 

食堂の壁は一見トラバーチのような石でできているように見えますが、こちらはすべて木でできています。

食堂のスペースには食器やカトラリーの音が響くため、音を吸収できるように工夫されています。

もちろん木の下は鉄筋鉄骨ですので、鉄筋鉄骨の上にトラバーチ調の模様を彫った木で覆っていることになります。

 

 

今回はとても簡単ですが1階を案内させていただきました。

次回は2階編でお願いします。

 

 

 

綿業会館

http://www.mengyo-club.or.jp/

〒541-0051 大阪市中央区備後町2丁目5番8号

 

 

 

 

整理収納は「心地いい空間」をつくることからが始まりです。

「整理収納」はお片付けや収納上手になることでは無いと思っています。

大切なことは、、、、

自分にとって「心地良い空間」であること。

 

そんな「心地良い空間」づくりはいつも周りにあります。それに何となく気付いて、「これ好きだな~」と思えるモノや空間を感じれることが第一歩です。

 

私は「東京タワー」が大好きです。パリのエッフェル塔も思い出せるこの堂々たる立ち姿に圧倒されます。

そんな東京タワーが特等席で見れるこの場所は私にとって本当に「心地良い空間」です。

 

しかし!東京タワーが見えるマンションを手に入れるなんて贅沢なことはできません(笑)

東京タワーは特別なものとして、、、この部屋の何が私を「心地良い空間」にしているのかを感じ取ります。

 

例えば、、、窓に対して見える景色や、家具の配置方法。

東京タワーと重なる赤のインテリアグッズ。

東京タワーの景色が中心に感じられる、部屋のインテリアの色調、、、などなど。

とても「心地良い空間」の要素が詰まっています。

 

そんなヒントを元に自宅を整えていきます。

そうすると、自然と「心地良い空間」を目指して、整理ができていきいます。

 

日頃何気ない、カフェや家具屋さん、本屋さん、雑誌からでもたくさんの「心地良い」を見つけることができます。

片付けることだけに焦らず、自分にとって「心地良い空間」をまずは楽しく探してみてください。

 

その次に、片付けは頑張りましょう。(笑)

 

 

PS.それにしても、ここからの景色は格別です♪

 

こちらからの景色は冬には富士山も見える場合があるそうです。

そんな景色もとても楽しみですが、楽しみはすごくたまにあるので喜びも感動も倍ですよね。

 

 

 

 

ボストン美術館日本美術の至宝 展へ

気になっていた、美術展に行ってきました。

もうじき終了という事で大勢の方がいらっしゃっていました。

日本の美術品がたくさん拝見できました。

写真のものは「雲龍図」の部分的なものですが、江戸時代今から250年前のモノです。

復元されて初お目見えとなりました。

 

迫力がすごかったです、そして250年前に描かれたと思えないほどのイマドキの作品でした。

 

場所は大阪市立美術館、天王寺公園内に位置しています。

美術館は昭和11年に開館されましたが、建物や場所は住友家が美術館建設を条件に茶臼山本邸寄付されたものだそうです。

建物好きにはなかなか居心地の良い美術館です。

 

 

天王寺公園は動物園もあり、なかなかの公園ですね。公園もきれな花が育てられ、下の写真では奥に通天閣も見えますよ。

 

天王寺 大阪市立美術館

http://www.osaka-art-museum.jp/

 

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実用的・デザイン・機能 パーフェクトな愛するBag

バッグは使えば使うほど味が出てよいものも多いですね。

でも、使用していると形が崩れたり、汚れが気になってくるものですが、、、大事に大切に、一生 使い続けたいバッグ。

「整理収納」も基本はモノを大切にすることから生まれると私は考えているので、バッグも日々使用するのでとても大事なものです。

 

そんな私の最高のお気に入りバッグ。

 

hervechapelier

エルベシャプリエ

http://www.rakuten.ne.jp/gold/hervechapelier/

 

ナイロン製がバリエーション豊富で定番人気のエルベ。私のお気に入りはGP。

一見、レザー??と思いますが、丈夫なコットンキャンバスにゴムを引いたものです。雨や汚れなどにも強く、軽く、耐久性があります。

 

こちらの商品はルイヴィトンのモノグラムと同じ工場でつくられているそうです。

 

<すてきなポイント>

・雨でも大丈夫

・シンプルで形がキレイ

・色が素敵

・飽きない

・トート型最高 (定番は船型です)

・A4サイズも少々余裕あるベストサイズ

・洋服に合わせやすい

 

 

ほんとうに、ここまで私好みの完璧なバッグがあるんだ~と思いました♪

 

エルベ最高です。

 

 

 

旧岩崎邸庭園 ジョサイア・コンドル建築

一度訪れてみたかった「旧岩崎庭園」。とても素敵な空間でした。

116年経った今も大事に保管され、オリジナルの部分もたくさん残っていました、天井や壁紙などそれぞれに理由や時代を感じさせる内容が詰まっていました。

また、当時の生活として非常に高価な設備も見ることができます。併せて三菱の歴史も興味深いものでした。

 

 

旧岩崎邸

明治29年、東京下谷区茅場町。

三菱創設者 岩崎家本邸、3代目 岩崎久弥の邸宅。

 

建築設計はジョサイア・コンドル。

コンドルは現・東京大学工学部建築学科の教授に就任、日本の西欧式建築教育を行った。

また、鹿鳴館、ニコライ堂、三菱1号館ほか多くの建築を残している。

 

ミントンタイル

英国ミントン社製のタイルが利用されており、カラフルで1階ベランダを鮮やかに彩っています。

ベランダはとても広い庭をキレイに見渡せてとても優雅な空間です。(現在のお庭の広さは当時の1/3程度になっています)

 

 

金唐革紙

本来外国では革を利用する事から「革」という文字が入っているようですが、日本の風土には「革」は合わない為「和紙」でつくられている。

日本の伝統工芸品であり、和紙に金属箔をはって、版木に当てて凹凸文様を打ち出し、彩色をつけていく、非常に細かく手間のかかるもの。

岩崎邸にはこの「金唐革紙」が室内壁に多く使われています。

その空間は非常に豪華ですが、洋風のゴージャス感がとても素敵でした。

室内には「版木」が展示されていました。

 

婦人客室天井

婦人客室天井は、シルクで日本刺繍が施されています。とても細かい刺繍で素晴らしいです。

 

地下通路

洋館の隣にはビリヤード場があり、地下通路でつながっています。

現在地下通路に入る事はできませんが、映像が流れているのでそちらで見る事はできます。

ビリヤード場は山小屋風の造りでとてもかわいいデザインです。扉の窓ガラスや壁面には丸いデザインが多く、

日本ではあまり見られない印象でした。

 

地下通路にも採光をとる為にきちんと、地上から光が入るように工夫されています。

下の写真の中央の岩の部分が、井戸のように地中に穴が掘られており、地下通路を明るく光を取り入れています。

 

 

和館

実際の居住空間として利用されていたという、和館。

現在は敷地が狭くなり、残っているのは大広間のみ。施工は大河喜十郎と伝えられているそうです。

中から撮影は不可の為、外からのみですが、中からの庭をのぞむ景色がまた素晴らしいです。

 

 

今の季節はとても寒くてつらいですが、もう少し暖かくなるとゆっくりお庭で過ごしたり、和館でお茶をいただく余裕があると思います♪

また、岩崎家(三菱)と深い関係の小岩井農場のお菓子も販売されていました。

※小岩井農場の「岩」は「岩崎家」の「岩」で三菱二代目「弥之助」が感銘を受けて出資した為、「岩」が入っているという事でした。

 

岩崎邸01岩崎邸02英国ミントン社製のタイル和館表玄関サンルームミントンタイルフローリング入口ビリヤード場ビリヤード場地下通路

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重要文化財 旧岩崎邸庭園

http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html

 

 

「生きるための家」展。これからの家に必要なものは??

少し前に訪れた、展示会。偶然見つけた展示会ですが、今年とても心に残っています。

改めて、「家」には何が必要か?を考えさせられました。

こちらが今回最優秀賞を受賞した「家」。
模型を実寸に近いサイズで復元されている。(写真は本物です)

そして、この展示会で提案された3つの「家」に関する提案。

 

 

1.かんじる

一緒に暮らす人の気配や周辺環境を感じながら暮らすことが可能になるようなプランや、家族や一緒に暮らす人とのきずなを強くするような空間のあり方を提案します。

それは「すまい」という小さなスペースの中でも、決して孤立する事なく、空間を共有しながら暮らしていく「すまい」を考えることにつながっていくことでしょう。

 

2.つながる

集合住宅の新しいあり方の提案です。同じ規格の空間が機械的に連続・増殖していくのではなく、記憶など、時間的な連続性も内包するような、

有機的に集合する「すまい」を考えます。

また集合住宅そのものが、小さなコミュニティになれるように有機的に形成していったら、それは新しいスタイルの集合住宅になりうるかもしれません。

 

3.わかちあう

住空間そのものやその周囲を、街や、ひとと分かち合う住まいの提案です。

そこに暮らす「わたし」は、決してひとりではありません。社会を構成するひとりとして、また、地球という、多くの生命が共生する場所で生きている、

ひとつの生命体であることを再認識することができるのではないでしょうか。

 

 

近年の住宅は機能的でハード面で進化し続けてきたけれど、その代わりに今回の3つの提案は人が生きる、「衣食住」の「住」の大事さを改めて気付かされた気がします。

ただ生活する為ではなく、人として生きていく為に必要な「住」の考え方。

 

その新しいというより、改めて考えさせられる3つの提案を元にこの展示会が開催されました。

 

以下は展示作品です。(※写真撮影可でした)

実際にどう住むかを追求する事も楽しい、住んでからどんな生活環境になるのか想像するも楽しい、「家」は生きる為の箱ではない。

生きる為の「人」が「人」と生きていく場所と感じました。

 

 

 

 

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現役、80年前のヴォーリズ建築住宅 (1)

このたび、機会があり80年前のヴォーリズ建築住宅を拝見する事ができました。

ヴォーリズは山の上ホテル(東京千代田区)や大丸心斎橋店など80年前前後の日本で多数建築をおこなってきました。

ヴォーリズ

ヴォーリズとはウィリアム・メレル・ヴォーリズ、アメリカの建築士。日本でも多くの建築を手がけてきました。

建築名の方がピンと来るかもしれませんね。

建築だけでなく、戦後の日本とアメリカの関係をつないだとも言われ、マッカーサー元帥と近衛文麿元首相との会談実現の為に

も働きかけたそうです。

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六角形のフォルムが今も残る、様々な時代を乗り越えてきた小学校

建築物を見るのも好きで、「ひとり建築部」を活動しています。

こちらは、130年前の小学校の「六角堂」がそのまま保存されています。

西宮市立今津小学校

・明治15(1882)年 建築

・現在1階は資料館として公開中
当時としては非常に珍しい西洋建築の学校で、モダンですよね。

 

私の好きなポイントを挙げると・・・六角形にあわせてた各パーツに目がいきますね、色具合。

やはりポイントを挙げるとキリがありませんので・・・。

 

さて、西宮エリアは海辺も近く、西洋文化を取り入れた建築物が今ものこっているエリアです。

今津小学校の「六角堂」は戦争でも周囲が焼野原になっても焼けず、地域の人たちを守ってきました。

それから移転があったり、一度は取り壊しの計画が進んだり、そして震災があっても、のこってきた「六角堂」。

今は町の方々に愛され、守りづづけられています。

 

 

 

 

 西宮市立今津小学校

兵庫県西宮市今津二葉町4−10


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倉敷美観地区おさんぽ

先日、倉敷を訪れました。お目当ては「大原美術館」でしたが、倉敷の美観地区をお散歩してのんびりしました。

白壁の町、文化の町として有名な倉敷は、江戸時代、天領として栄えた商人の町。

至る所に大切に当時の面影が残っています。

また、時間があるときにのんびり散歩したいです。

 

大原美術館

http://www.ohara.or.jp/201001/jp/index.html

倉敷アイビースクエア

http://www.ivysquare.co.jp/cultural/

倉敷観光マップ

http://www.kurashiki-tabi.jp/

 

 

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あえて見せてもいいですよね

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自分の大好きなモノはあえて毎日見えるように収納して、モチベーション上げるのもありですね。

写真少し見にくくてすみません。

ハットとバッグです。

最近は住友3Mのモノはフックを貼っても簡単にはがせるモノがあるので、便利ですよ。[caption 続きを読む