4月に入り、ライフステージの変化に伴いお家の整理も気になるところですね。
心機一転、間取りの変更や模様替え、新しい家具の導入もしくは処分なども忙しい時期ですね。
家の中での物の置き場所は家族にとってとても大切なところですね。
「個人」と「共有」が入り交じる中ではやはり整理も大変です。
さまざまご家庭の中で、物のスペースや領域がルール化されていることも多いと思いますが、そんなルールから外れてどんどんスペースが広がっている家族メンバーさんいらっしゃいませんか??(笑)
単純に散らかし上手な方もいらっしゃいます。
もしくは、自分のスペースだけ完璧に整えて一陣は自分のスペースに確保するものの、二陣は自分スペースから出して、そのほかの領域に物を溢れさせたり。。。
整理する側からすると「困ったなぁ〜」と思うわけですが、
自分のスペースだけは完璧にしようと思う気持ちは一体何でしょうね?
「物」だけで考えると「領域」の話しになりますが、「物」が「自分」であったとしたら・・
「自分」自身が家の中で居場所がないとき、何かしらの方法で自分の存在をアピールするものなのかも??
という見方です。
居場所は物理的な場所ではなく、家族や同居する人たちにとっての自分の存在。
ここは、「私の場所ですから」と主張することで、マウンティングをしているようにも感じます。
それが良いことでも悪いことでもなくて、マウンティングをすることが問題ではなく、そもそもの居場所、環境や雰囲気を周りが作れていなかったからかもしれませんよね。
憶測のお話しです。
しかしながら、排除されようとすると誰しも拒むものですね、改めて物と向き合う前に、その人との向き合い方も少し考えることが必要な「整理収納」もあるかもしれませんね。
執筆・寄稿
2021年2月2日 主婦の友社さんから発売の「ひとり暮らしで知りたいことが全部のってる本」の収納部分等の監修をさせていただきました。