「before」「after」の期待値に惑わされない

women's clothing yellow, pink and red shades neatly folded in a chest of drawers
「ありがとう」とおっしゃっていただける仕事がしたい。と多くの方は思いますね。

整理収納のお仕事も同じです。

一人ひとりのお客様と向き合い、技術的なことはさておき、なぜ今回お仕事をご依頼いただいたのか
という点を、口頭だけでなく、雰囲気や空気感で察知することも多いのです。

それは、当初のお話しから、会話を重ねていると整理収納の真のポイントが当初のお話だけとは限らないからです。

テレビや雑誌で取り上げられるような「before」「after」を夢見て、仕事を進める必要はありません。
大切なことは、整理収納アドバイザーが「すっきりした〜」と自己満足することではなく、
ご依頼者様の「もやもや」を少しでも取り除けるかどうだと思います。

また、ご依頼者様の暮らしをサポートする為には一体何が必要なのかも併せて考えます。

とても整理に困っている人が一体どのぐらいいるのでしょうか。
「困っている」についても、温度感は様々です。
しかし、みなさん「困っている」ということは間違いありません。
その根源を探しながらも一緒に作業を進めていきます。

そして、本人としてはそこまで困ってないというケースもあります。
第三者から見て、危険だと感じられてご依頼をいただく方もいらっしゃいます。

さまざまな視点で、理解を示し、そしてだからこそ、時にまっすぐ思い伝えたりしながらも、
少しずつ絡まった紐をほどいていく感じです。

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